日本ヒト脳マッピング学会は、頭皮脳波・頭蓋内脳波・脳磁図・近赤外線などの脳活動計測、MRI・PET・SPECTなど脳機能画像化、そして電気刺激・磁気刺激・超音波刺激などの脳機能調節法を応用し、最新の基礎研究と臨床応用や脳神経科学の発展に貢献することを目的とした学会です。研究の対象とする脳機能は感覚運動機能から記憶・言語・判断など高次脳機能まで広くカバーし、その神経基盤の理解を深めるとともに、疾病や機能損傷とその治療、手術における機能温存の開発から最先端の植込型電気刺激治療の機構解明まで多岐にわたります。脳科学の基礎研究者や医学者だけでなく工学、情報科学、心理学などの他分野の専門家が脳マッピング技術を介して交流する機会を提供します。